なぜなら主演の生業が転売ヤーだから!
今転売ヤーを扱った映画について書く場合、頭には入れておかないといけない。
書かなくてもいいんだろうけど、見たら書きたくなるでしょう。たぶん。
昔々、ベネチオ・デルトロ主演の『ウルフマン』という映画を公開中に見て、出てきた感想が「今これを撮る意味がわからん」でした。
本当にあれは何の現代性も持たない映画だった。
映画の持つ現代性、大事にしていきたいですよね。
今世界を席巻している政治思想・政治哲学であるリバタリアニズムにおいて、リバタリアニズムを理解する上で、転売ヤーは何かと象徴的に語られる存在です。
この存在をどう捉えるかによって、正義の意味が変わる。
転売ヤーは、現代において正義を屈折させる存在なのです。
なので転売ヤーと聞いて、現代的だなリバタリアニズムよく分かってないな、とボンヤリしていたのですが、もう9月。
できれば暗記レベルを脱して余裕を持って見たい。
そしてできれば誰かのリバタリアニズムをふまえた『Cloud』の映画評が読みたいです。